proxy環境でWindows Updateを行おうとした場合に「更新サービスに接続できませんでした。」 のエラー

Windows

概要

Windows Serverを新規インストールし、Windows Updateを行おうとしたところ、

エラーが発生しました
更新サービスに接続できませんでした。後で自動的に実行されますが、今すぐ手動で確認することもできます。この問題が引き続き発生する場合は、インターネットに接続していることを確認してください。

新規インストールしているため、初めてのWindows Updateです。Windows Updateがおかしい状態になってしまっているということはないと思います。
「インターネットに接続していることを確認してください」とありますが、Webブラウザからインターネットには接続できています。

インターネットといえば…で思い当たるところが。

本環境はプロキシ環境下にあります。
このようにインターネットの設定で、プロキシサーバーを指定しています。

こちらを疑いました。ひとまずインターネットに接続はできていますので、サーバーが異常ということもなさそうです。

対応

コマンドプロンプトで、下記を入力します。
プロキシの設定を表示するコマンドです。

netsh winhttp show proxy

下記が実行結果です。

現在の WinHTTP プロキシ設定:
直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。

プロキシを設定しているはずなのにプロキシサーバーなしとの表示。
これはおかしいですね。

続けて、コマンドプロンプトで下記を入力します。
インターネットオプションで指定しているプロキシの設定を適用するコマンドです。

netsh winhttp import proxy source=ie

下記が実行結果です。

現在の WinHTTP プロキシ設定:
    プロキシ サーバー:  xxx.xxx.xxx.xxx:xxxx
    バイパス一覧     :  <local>

これでプロキシ設定がWindowsにも適用されました。

今回の私の環境ではこちらで、Windows Updateが行えるようになりました。

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