概要
Windows Server 2019ではSMBv1は無効化されています。
(実際はWindows Server 2016の時点で無効化されているみたいです)
しかしながら、クライアントは古いOSのままや、ハンディなどの端末は入れ替えが行えず、SMBv1が使えないと困る環境なこともあるかと思います。
そんな環境のため、SMBv1を有効にしたいと思います。
SMBv1はセキュリティの観点から脆弱なプロトコルであるため、現在は無効化されています。
有効化を行う際はその危険性を理解したうえで実行してください。
手順
「サーバーマネージャー」を起動します。
[役割と機能の追加]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
有効化したいサーバを選択して、[次へ]をクリックします。
役割は変更しません。
そのまま[次へ]をクリックします。
機能の選択で、「SMB 1.0/CIFS Client」と「SMB 1.0/CIFS Server」にチェックを入れます。
[次へ]をクリックします。
※アクセスされる側であれば、「SMB 1.0/CIFS Server」だけでも大丈夫かもしれません。
こればかりはアクセスする側の動作によります。
確認して[インストール]をクリックします。
インストールが完了したら、[閉じる]をクリックします。
再起動が必要です。
サーバを再起動します。
有効になっているかどうかの確認はPowerShellで行うことができます。
Get-WindowsFeature FS-SMB1
Get-WindowsOptionalFeature –Online –FeatureName SMB1Protocol
まとめ
有効化の作業自体は簡単です。
が、無効になっていることにはちゃんとした理由があります。
危険性を理解した上で判断ください。
ちなみにGUIから有効化しましたが、PowerShellからも有効化可能です。
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName smb1protocol
Disable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName smb1protocol
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