概要
Exchange Onlineで、メールの転送が行われなくなっていました。
今回はその備忘録です。
ある日、Office 365でメールを送ったところ、下記のようなメッセージが返ってきました。
※メッセージは一部、編集しています。
次の受信者またはグループへの配信に失敗しました:
xxxxxxxxxx@xxxxxx.xxxxx.xxxxx
受信者側の電子メール プロバイダーによって拒否されたため、メッセージを配信できませんでした。
管理者向けの診断情報:
生成サーバー: xxxxxx.xxxx.x.xxxPROD.OUTLOOK.COM
xxxxxxxxxx@xxxxxx.xxxxx.xxxxx
Remote Server returned '550 5.7.520 Access denied, Your organization does not allow external forwarding. Please contact your administrator for further assistance. '
元のメッセージ ヘッダー:
(以下略)
通常であれば、転送先のアドレスの設定が間違っているなどが考えられるのですが、今回は間違っていないようです。
少し調べたところ、Exchange Onlineにとある機能が追加され、メールの自動転送が行われなくなっているようです。
そのため、設定を行い、転送を有効にしました。
対応
Microsoft 365 管理センターにログインします。
Securityを開きます。
脅威の管理 – ポリシー を開き、「迷惑メール対策」を開きます。
送信迷惑メールフィルターポリシーの▽をクリックし、[ポリシーの編集]をクリックします。
自動転送の▽をクリックし、自動転送を有効にするで、「オン」を選択して、[保存]します。
※デフォルトは「自動」となっています。
あとは、再度、転送設定を行っている宛先に対してメールを送信してみてください。
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