【VMware】仮想マシンのパワー状態の違い

VMware

概要

今回は、仮想マシンのパワー状態の説明です。

モノ(vSphereやWorkstationなど)によって表現が異なりますが、以下の状態があります。
・パワーオン
・パワーオフ
・サスペンド
・リセット
・ゲストOSのシャットダウン
・ゲストOSの再起動

VMware vSphereの場合

VMware Workstationの場合

パワー状態の種類

では、パワー状態についての説明です。

パワーオン

電源ボタンを押すのと同じイメージです。
仮想マシンの電源が入ってない場合に実行できます。

パワーオフ

電源ボタンを押すのと同じイメージです。
仮想マシンの電源が入っている場合に実行できます。
強制的に仮想マシンの電源をオフしますので、ダーティーシャットダウンとなります。
(ゲストOSではシャットダウンシーケンスが実行されず、いきなり電源供給が遮断されることになります。)

サスペンド

仮想マシンを一時停止します。

リセット

リセットボタンを押すのと同じイメージです。
ゲストOSではシャットダウンシーケンスが実行されませんので、ダーティーシャットダウンとなります。

ゲストOSのシャットダウン

実行する場合、仮想マシンにVMware Toolsがインストールされ、正常に動作している必要があります。
VMware Toolsを介して、ゲストOSのシャットダウンを行います。
極力この操作でゲストOSのシャットダウンを行うべきです。

ゲストOSの再起動

実行する場合、仮想マシンにVMware Toolsがインストールされ、正常に動作している必要があります。
VMware Toolsを介して、ゲストOSの再起動を行います。

指示を行う際に気を付けないといけないのは、ゲストOSの状態に関係なく行われる、パワーオフ、リセットです。
ゲストOSがフリーズしている場合などを除いては、極力使用を避けるべきです。
ご使用の際はお気を付けください。

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