【VMware】VMware 準仮想化 SCSI (PVSCSI) アダプタを構成した仮想マシンにWindows Serverをインストールする

VMware

概要

SCSIとは?

Small Computer System Interface の略です。

SCSI(すかじー)と読みます。

パソコンと周辺機器を接続するインターフェースとして考え出された規格になります。

仮想マシンから仮想マシンに接続された仮想ディスク(HDD)やCD-ROMデバイスを認識することができるのは、SCSIコントローラを介してアクセスするからです。

VMwareのSCSIコントローラにはいくつか種類があります。

  • BusLogicパラレル
  • LSI Logicパラレル
  • LSI Logic SAS
  • VMware準仮想化SCSI
    などなど

VMware 準仮想化 SCSI コントローラは、スループットが高く CPU 使用率が低い、高パフォーマンスのストレージ コントローラです。これらのコントローラは、高いパフォーマンスが必要なストレージ環境に最適です。

VMware 準仮想化 SCSI コントローラについて より

なので、性能のよいVMware準仮想化SCSIコントローラを使用したいと思うのが、人の心です(?)

しかしながらゲストOSがWindowsの場合、該当するドライバがインストールディスクに入っていませんので、結果、HDDを認識しません。そのため、ドライバを別途インストールしてあげる必要があります。

今回はその作業を見ていきましょう。

以前、下記の記事を記載していますが、こちらの手順ですと、ユーザーに権限がない場合、ドライバの入ったイメージを指定することができません。そのため、一般ユーザーでも作業が行えるように本記事を執筆しました。

準備

仮想マシンの作成時にSCSIコントローラを「VMware 準仮想化」で作成しておきます。

ゲストOSのインストール後に変更すると、OSが起動しなくなる可能性があります。ご注意ください。

Windows Server仮想マシンにVMware 準仮想化 SCSI (PVSCSI)ドライバを認識させる

OSのインストールを進めます。

Windowsのインストール先を選択する画面までインストールを進めます。

ドライブが表示されていません。

これは、VMware準仮想化SCSIコントローラのドライバがなく、WindowsのインストーラがHDDを認識していないからです。

この場合、ドライバを読み込ませて、HDDを認識させてあげる必要があります。

vSphere Clientで仮想マシンを右クリック、[ゲストOS] – [VMware Toolsのインストール]を選択します。

[マウント]をクリックします。

これでVMware ToolsのインストーラがゲストOSにマウントされます。

ゲストOSの画面に戻ります。

[ドライバーの読み込み]をクリックします。

[参照]をクリックします。

ドライバのセットされたドライブを開き、以下のフォルダを選択します。

[Program Files] – [VMware] – [VMware Tools] – [Drivers] – [pvscsi] – [Win8] – [amd64]

[OK]ボタンをクリックします。

これはWindows Server 2019へインストールする場合です。

OSやOSのbit数によっては別のフォルダ(Vista配下)を指定する必要があります。

Windows Server 2012以降はこのパスでOKです。

VMware PVSCSI Controllerのドライバが表示されます。

[次へ]ボタンをクリックします。

見つからなかった場合はパスが間違っていると思います。

再度、参照してドライバへのパスを指定してください。

HDDを認識しました。

が、「このドライブにWindowsをインストールすることはできません」と表示されています。

これは、ドライブ側の問題ではなく、Windowsのインストールディスクがセットされていないからです。

現在、DVDドライブにはVMware Toolsインストーラがセットされている状態です。ですのでWindows Serverのインストールディスクがセットされていません。

そのため、このまま[次へ]をクリックしてもOSのインストールが行えません。

仮想マシンを右クリックし、[ゲストOS] – [VMware Toolsインストーラのアンマウント]をクリックします。

これで再度、Windows Serverのインストールディスクがセットされた状態になります。

[最新の情報に更新]をクリックして、インストールディスクを認識させます。

[次へ]ボタンがクリックできるようになりました。

あとは通常通り、Windows Serverのインストールを進めます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

せっかくなら性能の良い環境で使用したいですよね。

体感できるほどは変わりませんが、準仮想化SCSIアダプタを使用することを推奨します。

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