概要
VMware vCloud Usage Meter 3.6.1 Hot Patch 5がリリースされました。
私の環境は現在、3.6.1 Hot Patch 4を利用中です。
vCloud Usage Meter 3.6.1 Hot Patch 4(ビルド 15866259)からVMware vCloud Usage Meter 3.6.1 Hot Patch 5(ビルド 16604978)へのインプレースアップグレードを行ってみたいと思います。
※vCloud Usage Meter 3.5からアップグレードはできません。
※何かあったときに元の状態に戻れるように仮想マシンのスナップショットを取得しておきましょう。
手順自体はリリースノートに記載されています。
Hot Patchのダウンロード
下記ページへアクセスします。
Versionで3.6.1が選択されていることを確認し、[GO TO DOWNLOADS]をクリックします。
「vCloud Usage Meter 3.6.1 HotPatch 5.zip」をダウンロードします。
ダウンロードしたzipファイルのアップロード
続けて、動作中のvCloud Usage Meter アプライアンスにダウンロードしたzipファイルをアップロードしていきます。
コンソールに[Login]します
rootユーザーでログインします。
下記コマンドを実行して、sshdサービスを開始します。
service sshd start
WinSCPなどを使って、zipファイルをUsage Meterへアップロードします。
このときのユーザーはrootではありませんので。念のため。
今回は/tmp/20200807/フォルダを作成して、ファイルをアップロードしました。
WinSCPは終了します。
Hot Patchの適用
つづけて、Hot Patchを適用していきます。
vCloud Usage Meter コンソールに戻ります。
先ほどzipファイルをアップロードしたフォルダへ移動して、unzipコマンドでzipファイルを解凍します。
unzip vCloudUsageMeter-3.6.1.0-16604978-hot_patch_5.zip
rpmコマンドでアップグレードを行います。
sudo rpm --install vCloudUsageMeter-3.6.1.0-16604978-hot_patch_5.rpm
vCloud Usage Meter サービスが実行中であることを確認します
service tomcat status
Login画面に戻ると、ビルド番号が上がっています。
まとめ
特に問題なくパッチの適用はできるかと思います。
ないとは思いますが、もし失敗したら取得したスナップショットに戻せばいいので思い切ってやりましょう。
パッチ適用に成功したあとはスナップショットの削除を忘れずに。
以上。おつかれさまでした。
コメント