概要
DFSレプリケーションを有効にしている共有フォルダでファイルを保存すると、「他のユーザーが ‘XXXX.xlsx’ を使用中です。後でもう一度試してください。」などのメッセージが表示されることがあります。
原因
原因としては様々な影響が考えられるようです。
ウイルス対策ソフト
ウイルス対策ソフトがファイルを掴んでおり保存が出来ない。
Officeの問題
バージョンを変える、Officeのアップデートを行うと改善することもあるようです。
Officeソフトが一時的に作成する拡張子「.tmp」ファイル
「.tmp」ファイルがDFSでレプリケートできない。
解決方法(の一部)
このような現象が発生しており、共有フォルダを運用しているサーバ側で以下のようなイベントログが表示されている場合は、DFSレプリケーションの対象から「.tmp」ファイルを除外してみましょう。
ソース:DFSR
イベントID:4304
レベル:警告
継続的なファイルの共有違反が発生しているため、DFS レプリケーション サービスによるファイルのレプリケートが繰り返し失敗しています。 共有違反が原因で、 このサービスによってレプリケートするファイルをステージングできませんでした。
DFSの管理画面で、レプリケートフォルダーのプロパティを開き、「ファイルのフィルター」で、対象の拡張子を除外します。
まとめ
複合的な要素のある現象ですので、今回の手順で必ず解決するというわけではありませんが、試してみてはいかがでしょうか。
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