イベントログでソース DFSR、イベントID 2104, 2004のエラーが発生【Windows】

Windows

概要

ある日、イベントログに下記の2つエラーが表示されていることに気づきました。
だいたい1時間ごとに繰り返し出力されています。

ソース:DFSR
種類:エラー
イベントID:2104
説明:
DFS レプリケーション サービスは、ボリューム D: の内部データベース エラーから 回復できませんでした。このボリュームのすべてのレプリケート フォルダーで レプリケーションは停止しています。
追加情報:
エラー: 9204 (データベースをホストしているボリュームに空き領域がありません (-529))
ボリューム: XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXX
データベース: D:\System Volume Information\DFSR
ソース:DFSR
種類:エラー
イベントID:2004
説明:
DFS レプリケーション サービスは、ボリューム D: におけるレプリケーションを停止しました。 このエラーは、ディスクがいっぱいである、ディスクに障害が発生している、クォータの 上限に達しているなどの原因によって発生します。また、このボリュームのレプリケート フォルダーにファイルをステージング中にエラーが発生しても、同様の障害となります。
追加情報:
エラー: 9014 (データベース エラー)
ボリューム: XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXX

色々確認しましたが、最終的には「クォータ」の設定が影響していたことがわかりました。

手順

あくまでも私の環境でのお話です。原因はそれぞれ異なる場合がありますので、本記事は参考程度にしてください。

私の環境では、上記のようにDドライブでクォータの管理を有効にしていました。

[クォータエントリ]をクリックして、クオータの状況を確認してみます。

確認するとなんと、SYSTEMがクォータ制限に引っかかっていそう。

SYSTEMに対して、「ディスクの使用を制限しない」に変更しました。

その後、イベントログに上記の出力が。

ひとまず、先程まで出ていたエラーは出なくなったようです。

こちらのコマンドを入力して、レプリケーションを再開します。

レプリケーションを再開することで予期しないファイルが削除される可能性がありますので、バックアップは必ず取ってから再開しましょう。

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